杉丸太の山

 

昨日は、年2回の木材市場の特別市でした。
林業家のご近所に伴われて、小雨のなか出掛けました。

特別市は、通常の月3回の市とは違って、林業家の人々がこの日をターゲットにして良材を山か出します。製材所や建築業の人達は、いつもより良材を期待して入札をします。

ただ、今回の特別市は、今までとは全く違う様相でした。やはりコロナ禍の経済状態ではエンドユーザーの動きが鈍く、家の建築などの建材の上流にある原木の動きは本当に芳しくなかったようです。
杉と桧の良材を出荷されたご近所さんも、全てに値は付いたものの、全くお手上げの結果とのこと。

 

その構内には、杉の原木が数百本も空高く積み上げられ、異様な風景です。これら原木の杉の丸太は、県内での行き先(合板加工場)は決まっているものの、需給調整で市場から出せずに保管している状態との話を聞き来ました。

 

コロナ対策が早く効果を上げ、経済が周り始まることを願うばかりです。
この杉の丸太の山が早くなくなりますように…

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