楽しい菜園づくり

我が家の近くにある保育園の裏園庭の朝は、いつも以上に賑やかでした。毎年この季節にある行事の日だったのです。

町内に在る農林高校の先生と生徒さんが、以前から丁寧な土づくりをして、今日は園児らによる野菜の苗植えの日でした。以上児から年長さんまでが、順番に園庭に出てきては土いじりです。

 

農林の先生と保育園の先生から、植える野菜の説明を聞いた後、何人かにグループ分けされ、「大きくな~れ♪ 大きくな~れ♪」と歌いながら苗植えをしていました。

 

今日植えた野菜は、(僕の耳に届いた先生の声では)きゅうり・じゃがいも・枝豆・なすび+α。それぞれの野菜が実と、園児が収穫して併設する調理室に持ち込まれ、その日のお昼ごはんとなります。何と豊かなこと…

これからは、園児が水やりや草引きに精を出します。

 

煙突掃除

午前中の晴れで優しい薫風の中、最後の冬仕舞いとしてストーブの掃除を済ませました。

こびりついた煤は、煙突の上からストーブ内に削ぎ落とします。


薪ストーブの薪…… 伐採されて山に残される木を玉切りにしたうえ薪となり、

寒い冬の暖の熱源として燃え、

残った灰はご近所さんの畑の肥料となり、暮らしを豊かに回します。

これで、後は晩秋まで静かな薪生活です。

 

ライデンボク

 

270年生の杉の伐採時に最後まで立っていた、昨夏に雷に打たれた杉が先月下旬に伐採されました。

真っ二つに割かれた杉

そして、今朝の当地・鳥取県智頭町は気温がひとケタ(最低気温は0.2℃)で、居ても立っても居られずに薪ストーブに火を入れました。4月下旬にストーブを炊いたのは、当地に引っ越して5年目で初めてです。
っで、上述の雷に打たれた木(ライデンボク)を、試しに薪として投下することにしました。

当たり前のことですが、薪には乾燥したものを使います。乾燥には早くても1年くらい乾燥させたものじゃないと、内部に水分が多くて薪には適しません。

ですので、一か月前に伐採した杉の木を薪として直ぐには使えるものではありません。っが、雷に打たれたことで木の内部の水分が飛んでしまっているだろうと、薪割り段階で持った感触でも乾燥を感じましたので、本当に薪として火が付くか試してみたのです。

結果は、予想したとおりバッチリ直ぐに焚き付け火が移って、見事に燃えてくれました。雷が木を割るほどの物凄いエネルギーを発電していることを実感しました。

ご覧頂いている、このライデンボクの杉が綺麗な赤身(心材)とぎゅっと詰まった目を持っていることを知るにつけ、雷に打たれたことが残念で仕方がありません。