昨年秋に油圧式自動薪割り機の調子が悪くなり、色々とオーバーホールしてみたのですが、結局自分の手に負えなくなりました(涙)
修理に出すことを考えながら妻と相談した結果、自動から離れて、自分の動力だけで薪割りすることになりました。手元にはホームセンターで買った和斧があるのですが、これだと振り落とした時に木口面に食い込んだら抜くのが大変だったりするので、薪割り用の専門の斧を購入することにしました。
それで、昨日届いたのがこちら、スウェーデンのグレンスフォシュ・ブルーク社の斧(#451)です。ネットで購入したのですが、実物を目にすると、美しいフォルムとヘッドの斧のずっしり感と柄のヒッコリーのしっくりするグリップ感が頼もしい!です。
グレンスフォッシュ社の斧は、一本一本が職人さんの手で作られていて、その証しが斧に職人さんの名前のイニシャルが刻まれています。
僕の元に届けられた斧は、職人YTさん。この人は誰だろうと同社のサイトで確認すると、YT氏はTsegai Yohannesさんでした。
仕事を早めに切り上げて、早速に試し割りを40分ほどしてみました。最初に270年生の杉の枝(200年の年輪)を。枝といっても径は20cm以上あり、密度も高く重たいものです。斧を顔より少しだけ上まで振り上げて、軽く振り下ろしただけで気持ち良く割れました。次の丸太は力を入れて振り落とすと、割れた材が3mほど飛んでいってしまいました。
柔らかい杉材の次は欅やタモといった広葉樹の堅い木。杉のように一回だけで割れずに手こずりましたが、斧でこんな玉切りでも割れるのかと感じられるチカラ強さを実感しました。上手に斧を使いこなせれば、無駄な力なく容易に割れるとの印象を持ったので、修練を積んでいきたいと思います。
乾燥しているこの季節、天気の良い日には家の裏の土間で、本当に心強い・力強い友と一緒になって、怪我をしないように気を付けながら汗を流していきたいと思います。
※以前のブログはこちらです※
http://turnover2009.jugem.jp/