カビに強い、圧縮桧のソープディッシュ

 

新型コロナウイルス防止のため、各家庭などで手洗いが励行されていますね。日本人の勤勉さと衛生意識の高さを証しています。

その影響なのでしょうか、先月中旬から圧縮桧のソープディッシュのご注文が急に増えています。勝手な憶測だったのですが、最近ご購入下さったお客様のお声で、

「泡タイプのハンドソープを使っているのですが、手洗い回数が増えてから固形石鹸も一緒に使い始めて、ならばと気に入ったソープディッシュを探してポチしました。単に石鹸を置くだけのアイテムというだけでなく、木の温もりと桧の香りに癒されています、買って大満足です。」

と(現下の情勢に対して)複雑な気持ちながらも、ありがたいお声に感謝しています。

桧とは思えない褐色を呈しています。表面加工面は、「凹面」&「平面」があります。

圧縮桧のソープディッシュは、ターンオーバーの定番中の定番商品です。10年ほど製作し続けています。また、ご依頼で特別な想いで固形石鹸をお作りのメーカー様にも各社のオリジナルデザイン品を製作しています。

 

木製のソープディッシュは沢山ありますが、木の宿命としてお風呂場などに置いていると黒カビが生えて、使うのを止めたという声があります。

確かに圧縮桧も木製です。でもカビの発生を抑制する性質を持っています。

それは、180℃の高温下で圧縮するために、桧内部にある糖分が化学変化を起こして「フルフラール」というカビの発生を抑制する成分が生成されます。

加えて、0.4強の比重を有する桧なのですが、厚みを60%程度まで圧縮することで比重が1程度までに上がります。それは、木の内部にカビ菌の浸入するのを防ぎます。

人気の凹面加工。
接着面が小さくなり、石鹸の無駄な減りを防ぎます。

 

ですので、「桧が本来持つ抗菌性+カビ抑制効果」と比重の高まりで、お風呂場でも活躍する木製のソープディッシュになっています。

勿論、癒しの圧縮桧の香りも楽しんで頂けます。

より詳しい内容は、ターンオーバーのHome Pageをご覧ください。

 

※以前のブログはこちらです※
http://turnover2009.jugem.jp/